玉木雄一郎共同代表は11日、定例記者会見を国会内で開き、新潟県知事選挙、日米首脳会談、G7サミット等について述べた。

 10日に投開票された新潟県知事選挙結果については、「推薦していた池田ちかこ候補が残念ながら惜敗だった」「野党が複数に分かれている状況の中で、菊田真紀子選対本部長を中心に野党と関係団体をまとめてここまでもってきた。よく選挙結果を分析してこれからの各種選挙に向けての戦略につなげていくことが大切だ」との認識を示した。

 日米首脳会談については、「発表されたことよりも発表されていないことが重要だ」と指摘し、鉄鋼・アルミの輸入制限、自動車について安倍総理から言及がなかったことについて懸念を示した。

 G7サミットについては、トランプ米大統領の反対によってコミュニケが取りまとめられなかったという混乱に関して、安倍総理がどのような立場をとったのかに疑問を呈した。「日本が米国にしっかりものを言う立場で振舞ったのか、米国と同じような立場にいたのか、それともどちらにも立たずに曖昧な態度に終始したのか。こういった点はわが国の国益に関わる話なので、総理帰国後に予算委員会集中審議などを開いてしっかりと説明を求めていきたい」と語った。