玉木雄一郎共同代表は12日、全日本電機・電子・情報関連産業労働組合連合会(電機連合)が横浜市内で開いた第66回定期大会に出席し、連帯のあいさつをした。
玉木代表は、大会への祝意と国民民主党に対する支援への御礼を述べた後、国民民主党結党の意味は2つあるとして、「私たちは政権を担いうる政党として責任と自覚を持った政治集団だ。反対だけでは世の中は変わっていかない。具体的に自分たちが政権を担うとの厳しい自覚をもって初めて現実的な政策が生まれてくる」と述べた。
2つ目に「現政権に対し対決するところは厳しく対決するが、それだけではなく、内外の諸課題に対して現実的な解決策もしっかり示すのが国民民主党だ。私自身先頭に立って頑張っていく」と決意表明した。
電機連合組織内として次期参院選に2期目の挑戦をする石上俊雄参院議員について、「国民民主党はあらゆる努力を傾けるし、組合員皆さんのお力もぜひお貸しいただきたい」と述べた。
電機連合の野中孝泰中央執行委員長はあいさつで、「電機連合は国民民主党を中心に、各政党とも連携を取りながら政策制度要求の実現を目指すことを提案している」と述べ、玉木共同代表に対し「国民参加の民主政治を新しい政治の姿として創り上げてほしいし、緊張感ある政治体制の構築に向けて、ぜひリーダーシップを発揮してほしい」とエールを送った。
本定期大会には電機連合政治顧問の石上俊雄参院議員、浅野哲衆院議員のほか、「社会に貢献する電機産業を考える会」の榛葉賀津也参院議員も出席した。