
玉木雄一郎共同代表は13日、東京都内で開催され情報産業労働組合連合会(情報労連)が東京都内で開いた第57回定期全国大会に国民民主党を代表して出席し連帯のあいさつをした。

玉木雄一郎共同代表
玉木共同代表は、全国大会への祝意を述べた上で、「国民民主党は5月7日に新しく結党した。党の理念は自由、共生、未来への責任で、特に共生という理念では3つの共生が大切だ」と述べ、「一つは時間的共生。過去に対する敬意と未来に対する責任をしっかりと果たしていかなくてはならない。二つ目は社会的共生。誰もが1人では生きていけない。お互いを支え合い何か困ったときは支え合う。支える力がある人は喜んで手を差し伸べる。そんな社会をもう一度築き上げていかなければならいない。そして三つ目は地球的共生。今回の西日本豪雨もやはり人間の営み、そして温暖化の影響を否定できないと思う。私たちは地球的な規模でモノを考えなければならない。地球全体の共生につながるような大きな歩みを、歴史的転換点にきているという視野も持ちながら進めていきたい」と述べた。
また、西日本豪雨災害に対する街頭の募金活動を展開していることにふれ、「私は人間の力を信じている。何か困ったときに支え合う力を出し合うことが、大きな力になることを私たちは知っているし、信じている。そんな共生社会を、もう一度野党の力を合わせ、自民党に代わるもう1つのしっかりとした価値観、軸をもった政治をするために頑張っていく」と述べ、「豪雨災害の被災地である広島県選出の森本真治参院議員を全力で応援する」と力強く決意表明した。
情報労連の野田三七生中央執行委員長は、「森本参院議員の再選を期すため、情報労連の総力を結集する。政治は私たちの暮らしや命に直結するもの。持続可能な包括的社会を創造し次代へとつないでいくためにも、諦めず粘り強く組合員・家族に、そして多くの友人・知人に行動の意義を訴える取り組みを進めたい」と述べた。
同大会には、組織内等議員である山井和則衆院議員や森本参院議員も出席した。

壇上で紹介される情報労連組織内議員の山井和則議員(左)と森本真治参院議員