自民党総裁選が7日午前に告示されたことを受けて、国民民主党の玉木雄一郎代表は同日午後、記者団の取材に応じた。

 どのような総裁選を期待するかとの質問に、「与党の総裁を選ぶ選挙であるから、日本の一番の課題である人口減少、少子化といった問題にどう対応していくのか議論してほしい」「国民も政権与党のトップを選ぶ選挙だから議論を聞きたいと思う。議論を制限したり、封じたりするのではなくて自由闊達(かったつ)な議論を期待する」などと語った。

 北海道地震にも触れて、「今なお行方不明者がいるので、総裁選は始まったが、人命救助と早期の復旧にしっかりと対応してほしい。その上で早期の臨時国会の開会と補正予算の編成を強く求める」と述べた。