あいさつする小宮山泰子総務副会長

 国民民主党の小宮山泰子総務副会長は19日夕、戦争をさせない・9条を壊すな!総がかり行動実行委員会、基地の県内移設に反対する県民会議などが東京・日比谷野外音楽堂で開いた「この政治を、チェンジする。戦争法からまる3年、安倍9条改憲NO!沖縄・辺野古新基地建設阻止!9.19」集会で党を代表してあいさつに立った。安保法制が成立した夜の心境に触れ「本当に悔しかった。日本の議会制民主主義を崩されたと思った」と述懐。それを立て直し国際社会の中で日本が「名誉ある地位」を築いていくためには、「何といっても国民の力が必要だ。今日お集りの皆さんの力を貸してほしい」と会場いっぱいの参加者に呼びかけた。

 沖縄県知事選を戦っている玉城デニー候補がかつて「基地が返還された方が沖縄の経済は良くなった。所得も上がった。だから基地がなくても大丈夫なんだ」と説明したエピソードを紹介し「この事実を地道に伝えていくこと」が重要だと訴えた。「そして玉城候補が知事になれば、今まで沖縄が培ってきた文化や芸能、さまざまな産業を生かす新しい時代を作ってくれると確信している。それは辺野古新基地建設阻止にもつながる」と参加者に呼びかけた。

手をつないでアピールする各党の弁士

手をつないでアピールする各党の弁士

小宮山泰子議員と集会参加者

小宮山泰子議員と集会参加者