国民民主党の玉木雄一郎代表は2日、安倍晋三総理(自民党総裁)が行った自民党役員人事と改造内閣の発表を受け、党本部で記者団の取材に応じた。

 玉木代表は第4次安倍政権改造内閣の顔ぶれについて、「初入閣の方が多いので、ぜひ日本のため、日本国民のためにしっかりと働いていただきたいとまずは祝意を申し上げたい。その上で、内閣は変わったが、これまで国会などで議論になった問題がリセットされるわけではない。国民が疑問や不満に思っていることについて引き続き説明責任を果たしてもらいたい。われわれも厳しく国会での論戦に臨んでいきたい」と述べた。

 また、安倍首相に対しては、「これまでも謙虚で丁寧な政権運営と言って、謙虚で丁寧でないことが数多くあった。国会の中で説明責任を果たしてもらいたい。そして速やかな臨時国会の開催を望みたい」と求めた。