玉木雄一郎代表は1日夕、東京・五反田駅前で田名部匡代副代表や中村洋東京都議会議員、品川区議らとともに街頭演説会を開いた。
演説の中で玉木代表は、今静かに進行する危機が少子化・高齢化だと強調した上で、「これまでこの問題に政治は正面から向き合おうとしてこなかった。しかし、やはり人々が子どもを産み、育む環境をしっかりと整えることは、政治の一番大切な仕事だ」「私たち国民民主党は、未来に、子どもたちに投資する。そのことによって、この国最大の構造的問題である人口減少・少子化に取り組んでいく」と、国民民主党が、子育て支援をわが国の最大級の課題として捉えている政党であることを、あらためて訴えた。
そしてフランスなどの例にならい、第3子以降に約1千万円を給付する政策を国会で訴えていることや、ベビーシッター費用の公的補助(税控除)、父親の産休取得の義務化などの政策も前向きに検討中であることについても触れた。またこういった子どもへの投資政策が、同時にわが国の経済を元気にする政策でもあると捉え、「コドモノミクス」と名付けていることもあわせて訴えた。
同演説会には地元品川区から石田慎吾・松永吉洋・稲川貴之・大倉考裕各区議会議員が参加した。