衆院予算委員会で質問する渡辺周議員

 2日の衆院予算委員会での基本的質疑で国民民主党の4番手として質問に立った渡辺周副代表は、主に日米地位協定の問題を取り上げた。

 沖縄県知事選の結果に加え、全国知事会なども地位協定の見直しが必要との考え方を打ち出していることなどについての安倍総理の受け止めや、この問題についてトランプ大統領と相談したことがあるのか等について問いただした。

 またかつて河野太郎外務大臣が、自民党議連の代表として、日米地位協定の見直しを声高に訴えていたことなどを取り上げ、この問題について現在の見解を尋ねた。これに対し河野外相は「一つ一つの問題について、効果的かつ適切に取り組んでいきたい」「今、外務大臣なので発言には気を付けていきたい」などと正面からの答弁を避けた。

渡辺周議員と安倍総理のやりとり

渡辺周議員と安倍総理のやりとり