自治体議員政策プラットフォーム「From Me」で趣旨を説明する井手英策慶応義塾大学教授

 自治体議員政策プラットフォーム"From Me"が19日に国会内で開いたシンポジウムに玉木雄一郎代表が参加した。

 冒頭、シンポジウムの発起人である慶応義塾大学の井手英策教授が趣旨を説明した。”From Me”の由来が自分たちで政策をつくろうという意味で、全国の地方自治体議員にフェイスブックで呼びかけて、賛同した議員たちと10月14、15の両日に合宿をして取りまとめた政策集を「政策のプラットフォーム」として、グラスルーツのような活動を続けていきたいと抱負を語った。

 基調講演に泉房穂明石市長が登壇した。「All for Allのまちづくり―やさしい社会を明石から―」というテーマで、8年前の就任時に人口が減少していた明石市の人口増加率が2017年全国1位を実現した明石市の「すべての子どもを応援する」取り組みについて紹介した。

地域の課題について発表する平賀貴幸網走市会議員

地域の課題について発表する平賀貴幸網走市会議員(中央)、左端は戸倉多香子山口県議


 次に平賀貴幸網走市会議員をはじめとする地方自治体議員のメンバーらがまとめた課題・政策集を発表した。

 最後に神津里季生連合会長が「働くことを軸とする安心社会の実現に向けて」というテーマで登壇し、井手教授と対談した。

 国民民主党からは地方自治体議員のほか、玉木雄一郎代表、前原誠司、渡辺周、城井崇、関健一郎各衆院議員、伊藤孝恵、矢田わか子両参院議員が参加した。

熱心に議論を聞く玉木代表

熱心に議論を聞く玉木代表