国民民主党選挙対策委員長　岸本周平

　本日、山梨県知事選挙が実施され、わが党が推薦致しました後藤ひとし候補が、残念ながら惜敗いたしました。ご支持をいただいた山梨県の多くの皆さまに御礼を申し上げるとともに、候補者を推薦した政党として力及ばなかったことをお詫び申し上げます。

　後藤候補は知事１期目で取り組んだ県の総合計画「ダイナミックやまなし」をさらに加速させるために、人口減少問題やリニア中央新幹線の活用策などを中心とした地域活性化を争点に掲げてきました。

　なかでも大激戦となった選挙戦で後藤候補が訴え続けた、「４年間の経験や実績を踏まえ、県民自らが地域を創造する、県民による県民のための政治を実行していく」という決意に国民民主党は全力で支援を行いましたが、県民の思いを結集できなかったことは無念でなりません。

　後藤候補が当選を果たせなかったことは大変残念ではありますが、今回の選挙は、中央とのパイプで地方を統治することよりも、県民による地方の自治を望む声が依然として広範に存在することが示されたものと受け止めます。

　国民民主党は日本の基盤は地方にあると考えます。地方の様々な声を受け止め、新しい答えをつくる。今後とも全国の地域の皆さまと連携し、地域主権の確立を目指して一丸となって取り組んで参ります。引き続き、国民の皆さまのご支持、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

以上