野党党首会談のようす

 国民民主党、立憲民主党、日本共産党、社会保障を立て直す国民会議、自由党、社会民主党の野党5党1会派の代表・党首らが28日午前、国会内で会談し、以下について合意した。

  • 本通常国会において 、野党5党1会派は協力連携を強め、立憲主義の回復や、また国会の国権の最高機関としての機能を取り戻し、国民の生活を豊かにし権利を守るため、安倍政権打倒をめざし厳しく 対峙してしいく。
  • 内政・外政の山積する課題について徹底審議を行う。
  • 「毎月勤労統計」問題についての全容解明を行う。
  • 今夏の参議院選挙に際し 、安倍政権打倒をめざし、32の 1人区全ての選挙区において、与党を利することのないよう、速やかに候補者一本化のための調整を図る。

 野党 5党1会派の幹事長・書記局長は、これらの確認、事項の目的を達成するために、早急に協議し、その具体化を進める。


 玉木代表は野党党首会談終了後に記者団の取材に応じ、「通常国会のスタートダッシュとして、野党はしっかりと力をあわせていきたい。特に『毎月勤労統計』問題だけではなく、他の基幹統計にも同じような問題が生じている。一般の統計についても調べていかないといけない。国家の根幹を揺るがすような問題に発展する可能性がある。そもそも一度決定した予算案を修正する前代未聞のことが起こった。看過できない問題だ。各党力をあわせて厳しく取り組んでいく」と語った。

記者団からの質問に答える玉木代表

記者団の質問に答える玉木代表