あいさつする玉木雄一郎代表

 玉木雄一郎代表は2日、党奈良県連が奈良市内で開いた第1回定期大会に出席し、数の力で何でもかんでも押し切る今の政治に対して強い危機感を示し、これを変えるために4月の統一自治体選挙候補者、7月の参院選奈良選挙区では「オール奈良」として連合奈良が擁立を決定した西田一美会長を全力で支援していくと表明した。県連大会では、荒井正吾奈良県知事、西田一美連合会長、馬淵澄夫前衆院議員、高柳忠夫立憲民主党幹事長らの来賓あいさつ後、2019年度の活動方針などを決定した。

 記者団から奈良県内の野党間の連携について問われた玉木代表は、馬淵澄夫前衆院議員が国会に戻ってくることから野党勢力の結集が進むきっかけになると期待感を示した。また、連合奈良の西田会長が参院選への出馬を表明しているので、野党がともに力を合わせて戦うことになり、それも連携を強めていくとの認識を示し、「この2つの要素が合わさってさらに奈良県内での野党勢力の結集が大きく進む」などと語った。

奈良県連第1回定期大会

奈良県連第1回定期大会