玉木雄一郎代表記者会見

 玉木雄一郎代表は13日、定例記者会見を国会内で開いた。

 菅義偉官房長官が13日午前の記者会見で、昨年まで11年間続けてきた国連人権理事会への対北朝鮮非難決議案の提出を見送ると発表したことについて、「日本の側から非難決議の提出を見送ることは弱腰のメッセージを伝えることになるのではないかと大変懸念をしている。ぜひ国会で総理の説明を求めたい」と語った。

 春闘の集中回答日である13日、前年割れが相次いでいることについては、政府がアベノミクスに取り組んできたものの実質賃金が上がらず、景気動向指数も基調判断を下方へと局面変化していることから「アベノミクスの終わりの始まり」との認識を示した。

 自民党が今国会への提出を検討した末に提出見送りを決定した著作権法改正案については、スクリーンショットまで違法ダウンロードの規制対象に含めようとしていたことから「弊害を生じさせるのではないかと大変気にしていた」「もう一度関係者の意見もよく聞いた上で出し直してもらいたい」と述べた。