玉木雄一郎代表は19日、電機連合の野中孝泰中央執行委員長、基幹労連の神田健一中央執行委員長、電力総連の岸本薫会長と国会内で面談し、「パリ協定に基づく長期戦略策定に対する要請書」を受けとり、意見交換を行った。
3労連の代表者は、「パリ協定に基づく長期戦略策定に向け、現在、政府内で検討が進められているが、地球温暖化対策はエネルギー政策と表裏一体であり、わが国の雇用や国民生活、経済成長や産業競争力などにも密接にかかわる重要な課題。ものづくりやエネルギー産業の現場で働く者の実情を踏まえて、長期戦略の検討を進めてほしい」と述べた。
玉木代表は「バランスよく議論を進めることが大事だ。関係方面の影響を見極めながら長期戦略を立てていくべきではないか」とし、「頂いた内容も参考にさせていただきながら党内議論に取り組んでいきたい」などと述べた。会談には浅野哲・岸本周平の両衆院議員、柳田稔・小林正夫・浜野喜史の各参院議員も同席した。