玉木雄一郎代表は21日夕、野間健鹿児島県第3区総支部長、合原千尋参院選鹿児島選挙区候補予定者、吉留大輔鹿児島県議選候補予定者ととともに、鹿児島市内で街頭演説を行い、国民民主党への支援を訴えた。
玉木代表は、今のままでは普通の人がいくら頑張っても、豊かさや安心した生活を得る仕組みになっていないと主張。大企業はアベノミクスの影響で内部留保はたまるが、そのお金で自社株買いをして、株価や配当金を上げることに使い株主だけが利益を得ており、株主の多くは外国人であり、結局はお金が海外に流れてしまっていると説明。玉木代表は、「日本の経済政策を変えなければいけない」と強調し、賃金や年金を上げていけるようにするために統一自治体選挙は政治家を変えて日本を変えることができるチャンスだと力を込めた。
合原候補予定者は、過去に自身の父親の介護をしていて、仕事と介護の両立をしていた自身の大変な経験を披露。多くの国民が同じような境遇で苦しむことのないよう、安心して暮らせる生活の実現に全力で取り組むと訴えた。
吉留候補予定者は、地方が元気でなければ日本が元気になることはないと話し、雇用や賃金を上げていくこと、子育てしやすい街づくり、災害の多い鹿児島での災害対策の充実などを訴えた。
野間総支部長は、「まっとうに働く皆さんの汗が報われる政治を求めていく」と訴え会を締めくくった。
街頭演説終了後に記者団からの取材に応じた玉木代表は、今回の九州遊説について「しっかり手ごたえを感じている」と述べ、地方ではアベノミクスの不満がたまっているのでこれから選挙を通して地方の声をぶつけていくと意気込みを示した。