玉木雄一郎代表は25日午後、新潟県を遊説。万代シティーバスセンター前で上杉知之新潟県議、山際務新潟市議、山際敦新潟市議選候補予定者とともに街頭演説した。
玉木代表は、国民民主党が目指す社会のあり方について「『貯金ゼロでも不安ゼロの社会』をつくっていきたい」「人生100年。病気になったり、配偶者を亡くし1人暮らしを余儀なくされたり、もう何があるか分からない。どんな状態になっても人間としての尊厳を守りながら最低限の暮らしを送ることができる。そんな生活保障のある暮らしを、今こそ政治がつくっていかなければならない」と訴えた。
上杉さんは、自民党議員が5分の3以上を占める県議会ではまともな議論が行われず、他党の悪口に終始していると問題視。「しっかりと県民目線で県民にとって何が一番いい答えなのか。お互いの主張を戦わせて、最後の最後に多数決を採る。これこそが開かれた民主主義、県議会だ」と議会改革を訴えた。
山際務さんは、イチロー選手がかつて語った「応援してもらう気はない。応援してもらえる選手であり続けたい」を取り上げた。国民民主党のあるべき姿について「地方議員から国会議員まで皆さんに活動が認められるような政党でなければならない」と語った。
山際敦さんは、新潟市の人口減少問題に関して「最大の課題は雇用の場の確保だ。若い世代がしっかり働け、働き続けられる職場が必要だ。これは国や県、労働組合、NPOとの協力が必要だ。その窓口を新潟市が行い、気軽に相談できる施設を増やすべきだ」と提案した。