冒頭で玉木雄一郎代表は、「私たちは、2015年に都議会でセクハラヤジがあった時に『女性議員ネットワーク会議』から提起を受け、政党として初めて『ハラスメント防止指針』を策定し、今も引き継いできている。#Me
Too運動など世界的にさまざまなムーブメントが起こるなか、昨年も財務省前事務次官によるセクハラ発言があり、まだまだ官界、政界、財界でも認識が薄いということが、あらためて明らかになった」と述べた。
その上で、実効ある法整備を検討してきたとして、「本日『セクハラ規制強化法案』がまとまったので、『パワハラ規制法案』とセットにして、これから衆議院に提出する。現行法では必ずしも法規制の対象になっていない他社の従業員に対するセクハラや、雇用関係にない就職活動中の学生、フリーランスの方に対するセクハラへの対策を強化する内容だ。6月にはILOで『職場の暴力とハラスメントの根絶に関する条約案』が採択される見込みでもあるので、我が国全体の意識を高めていきたいし、国民民主党としても率先して取り組んでいく」として、「本日の講習は時宜にかなっており、しっかり学んで実践していきたい」と表明した。