国民民主党公認・推薦候補への支持を訴える玉木代表

 統一自治体議員選挙後半戦のうち、86市長選と294市議選、東京特別区の11区長選と20区議選が14日午前、告示された。玉木雄一郎代表は午前11時すぎを皮切りに都内約12カ所を精力的にまわり、20時までの間、区議会議員選挙に立候補した党の公認・推薦候補の応援演説を行った。

 演説で玉木代表は「いよいよ今日から統一自治体選後半戦が始まった。全国で統一自治体選後半戦が行われているが、私たち国民民主党は昨年の5月に結党した政党で、まだ1年経っていないため、多くの皆さんに政党名が十分浸透していないかもしれない。しかし、若い政党であるからこそ、新しい視点でこれから少子高齢化が進むなかで活力ある地域や日本をつくっていく、その先頭に立って頑張って行きたいと考え、取り組んでいる」と述べ、経験や実績も豊富な候補者、資格をもち専門的な視点をもつ候補者など、人材豊富な国民民主党の候補者をぜひ議会で、その最前線で働かせてほしいと訴えた。

 国民民主党の候補は個々の患者に寄り添って健康状態を細部にわたって把握し診断を下す、かかりつけ医のような存在だとも述べ、「皆さまのさまざまな問題に、地域や個人で整理できずにいる問題にも気づいて、耳を傾けて、皆さんに寄り添って、皆さんのために働く政治家になっていく候補者ばかりだ」と語った。「政治は政治家のためにあるものではない。皆さんの声を集めて、皆さんのために働かせていただきたい。即戦力の人材が揃う国民民主党の候補に皆さまのお力添えをお願いしたい」と、国民民主党の候補者への支援を求めた。

 議会の在り方については、「多様な意見を持ち寄って、是は是、非は非としてしっかりと結論を出していく、それがまともな議会の在り方ではないか。何でも反対でもだめだし、何でも賛成でもだめ。大事なことは議論をしっかり行うこと。国民の、地域の皆さんの声を聞いて議論を練り上げていく、そこで新しい答えをつくれるかどうか、そんな政治が今問われている。議論ができるそんな議会に変えていくためにも国民民主党の候補に力を寄せてほしい」「私たち国民民主党が国会でも力を入れているのが、正直な、透明な政治の実現だ。大切な文書を隠したり、出さなかったり、ましてや改ざんしたり、そんなことがあってはならない。皆さんが払っている税金の使い道。その税金が皆さんの暮らしを支えるところにしっかりと使われるように、透明で、情報公開の進んだ議会を実現していかねばならない」と語った。

国民民主党候補を応援してくださる皆さまと各地の街頭演説会場で握手

国民民主党候補を応援してくださる皆さまと各地の街頭演説会場で握手

各地の商店街では練り歩きを行った。手を振ってくださった皆さま、ありがとうございました。

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