玉木雄一郎代表 平賀貴幸網走市議候補応援

 玉木雄一郎代表は15日、北海道網走市を訪れて、平賀貴幸(ひらが・たかゆき)網走市議会議員候補者と一緒に街頭演説や街宣車での遊説、商店街の練り歩きなどを行い、平賀候補への支援を求めた。

 「平賀さんを絶対当選させなければならない」と街頭演説で声をあげた玉木代表は、平賀候補が網走市で地域の声を集め、党本部へその声をあげる役割を果たすことにより、党の政策をつくることができていると訴え、地域を大切にする国民民主党の中で、非常に重要な役割を果たしている党の象徴的な存在だと強調した。

 国民民主党について、「どんな地域に生まれ育っても等しく子どもたちに学びの環境を整えていく」ことが大方針だとし、女性の社会参加を進めるためには、同時に「男性の家庭参加も進めないといけない」と問題提起し、みんなで子どもを育む環境が全国どこでも保障される社会をつくるために頑張っていくと訴えた。

玉木代表、平賀候補と市内3カ所で街頭演説

玉木代表、平賀候補と市内3カ所で街頭演説

■平賀貴幸 網走市議会議員候補者

 平賀候補は、これまで網走市議を3期つとめ、現在46歳。幼稚園や介護の現場で働いたのち、現場の声や地域の声を社会に反映させるために市議会議員となったと自己紹介。街頭演説の中では男性ももっと育児休暇を取得できるようにしたいと主張。男性の育児休暇取得を義務化するのは国会の仕事だと述べつつも、地域でも声を上げて、しっかりと道政、国政へ声を反映させていくと力を込めた。他にも公共交通の導入の必要性を訴え、「網走地域では、少子高齢に加えて、近くのお店が減って買い物難民の問題が出てくる懸念がある。選挙カー程度の大きさでいいので、地域を循環するバスを用意し、大型店舗の協力も得て、高齢者を手助けして買い物をしてもらうことにより、地域の店舗の売り上げを確保しつつ、高齢者の外出を増やすことで寝たきりゼロにつなげることにもなる大事な政策だ」と訴えた。まだまだ市政では消極的な受け止めをされているこの政策を粘り強く訴えていくという平賀候補は、他にも多くの政策の実現を目指しており、以下のビラから参照できる。

PDF「平賀貴幸網走市議会議員候補選挙ビラ」平賀貴幸網走市議会議員候補選挙ビラ

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地域の声を集めて作った政策をアピールする平賀貴幸候補

地域の声を集めて作った政策をアピールする平賀貴幸候補

 応援活動の合間に玉木代表は、記者団からの取材に応じた。北海道における課題を問われると、もともと旧民主党が強い地域であるので、夏の参院選のことを考慮し、「安倍政権に対して『ちょっと違うぞ』というメッセージを北海道から発信していくのが大切だ」と述べた。そのうえで、大都会の目線ではない政策が必要であることを北海道で発信していくのが大事であり、そうした活動を応援していきたいとも語った。

 参院選の北海道での戦い方を問われると、2016年も野党で2議席を取っており、今回も国民民主党、立憲民主党がそれぞれ候補者を立てていることを念頭に「しっかり力を合わせるところは合わせて、2議席確実にすることが一番大事だ」と強調した。

商店街でも一人ひとりの声に耳を傾ける。

商店街でも一人ひとりの声に耳を傾ける。