玉木雄一郎代表

 統一自治体選後半戦の全国の選挙結果が次々に出る中で玉木雄一郎代表は22日未明、地元の香川県高松市で記者団の取材に応じ、党として初めて臨んだ大型選挙の受け止めについて語った。

 玉木代表は、結党1年も経っていない中で戦った統一自治体選の手ごたえについて「4年前の民主党時代と比べて前半戦も後半戦も当選率は下がっていない。後半戦の全体像はまだ見えていないが、例えば地元の香川県では国民民主党が公認・推薦した候補者は全員当選している。地元では2人の新人を立て、2人ともトップ当選した。底堅く頑張っている。地域での議員の踏ん張りや有権者との信頼関係をしっかり積み上げて党勢の拡大につなげていきたい」と語った。

 女性候補の擁立については、「3割の女性候補者という目標を立てたが、残念ながら目標を達成できなかった。当選者を見ると、かなりの女性候補が当選しているので、一定の成果はあったと思う」と総括。1人区で30代の女性候補者を擁立し、議長経験のある自民党ベテラン議員を破ったり、40代の女性候補者が女性議員ゼロの町議会に立候補し、圧倒的なトップ当選を果たした香川県での事例を示し、「有権者の中に女性の視点を求める声が確実にある。やはり積極的に立てていく」「参院選挙、衆院選挙の候補者については引き続き女性候補の発掘に全力を挙げていきたい」と力を込めた。