国民民主党は２４日、両院議員総会を開き、第２５回参院選挙における届け出略称を「民主党」とすることを決定した。
略称を「民主党」とする理由は、参院の会派略称が「民主」であり、選挙を戦う改選議員にとって親和性が最も高い名称であることや、国民民主党が法的に民主党の存続政党であることが平野博文幹事長から説明があり、これに伴う規約の変更が全会一致で了承された。
その後、玉木雄一郎代表があいさつをし、統一自治体選挙の結果や、衆院補欠選挙の結果、立憲民主党・枝野代表との会談の内容について報告をした。
立憲民主党との協議が進むようになったことについて玉木代表は、「『自民党に代わるもう一つの受け皿をつくるのが野党の責任』と昨年から言って進めてきたことが、昨日の協議の場につながっている」とし、国民民主党が国民にしっかりした選択肢を示す行動を率先していくことが重要であり、今後も「このような歩みを進めたい」と力を込めた。