沿道の声援に手を振ってこたえる玉木代表

 LGBTなどのセクシュアル・マイノリティ(性的少数派)への理解を深めてもらうことを目的とした祭典「東京レインボープライド2019」が4月27日から始まった(主催:NPO法人東京レインボープライド)。5月6日までの約1週間を「プライドウィーク」と称し、都内各地で関連イベントを行う。日本で初めてとなるプライドパレードが東京で開催されてから、今年は25周年にあたり、過去最多となる223ものブースが会場に軒を連ねた。

 玉木雄一郎代表、小宮山泰子企業団体委員長代理は28日、東京・代々木公園ケヤキ並木道からスタートしたパレードに参加。さまざまな国籍、年齢、性別の参加者たちと、沿道の人たちの声に励まされながら、渋谷・表参道の繁華街、約2・5キロを練り歩いた。

沿道には外国籍の方々も多くみられた

沿道には外国籍の方々も多くみられた

歩道橋からの声援にこたえる玉木代表と小宮山泰子企業団体委員長代理(最前列中央)

歩道橋からの声援にこたえる玉木代表と小宮山泰子企業団体委員長代理(最前列中央)

会場ブースの見学

海外の金融機関からの参加者と交流する玉木代表と小宮山泰子企業団体委員長代理

海外の金融機関からの参加者らと交流する玉木代表と小宮山泰子企業団体委員長代理

 パレードの終了後、玉木代表は、東京代々木公園の会場を埋め尽くした多数のブースを時間の許す限り見学し、それぞれの団体の活動等について丁寧な説明を受けた。

代々木公園の会場は人で埋め尽くされた

代々木公園の会場は、さまざまな国籍の人で埋め尽くされた

連合ブースにて

連合ブースにて

ぶら下がり記者会見

パレード終了後、記者に答える玉木代表

パレード終了後、記者に答える玉木代表

 終了後に記者団の取材に応じた玉木代表は感想を聞かれ、「参加して大変よかった。参加者の皆さん、一人ひとりが輝いていた。やはりそれぞれが楽しく、幸せに、生き辛さを感じることなく生きていけるような環境をしっかり作っていくことが大事だと思った。法整備などを通じて、いろんな生きづらさを解消していくことが大切だと改めて実感した」と語った。