国民民主党代表 玉木雄一郎
国民民主党 代表 玉木雄一郎

 本日、72 回目の憲法記念日を迎えました。
 戦後、「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」という日本国憲法の三原則が広く国民に受け入れられ、我が国に自由と民主主義が定着したことを改めて誇りに思います。国民民主党は、令和の時代においても、この日本国憲法の三原則を着実に受け継いでまいります。

 他方、現政権による便宜的・意図的な憲法解釈の変更は、憲法の規範性を弱め立憲主義に反するもので容認できません。また、公文書の隠ぺい、改ざん、廃棄は、国民の知る権利や議会制民主主義を根底から脅かす深刻な問題です。さらに、我が国の主権を必要以上に制限している日米地位協定は早急に改定すべきです。

 国民民主党は、立憲主義を堅持し、国民と共に未来志向の憲法を議論していきます。まずは、憲法について国民的な議論を行う前提として、国民投票におけるCM広告規制、外国人からの寄附の禁止等の国民投票法の改正に取り組みます。その上で、未来志向の憲法を構想する観点から、地方自治の本旨や自衛権のあり方、解散権の制約、知る権利などについて議論を深めてまいります。

PDF「【談話】憲法記念日にあたって」【談話】憲法記念日にあたって