原口国対委員長記者会見

 原口一博国対委員長は9日、山井和則国対委員長代行とともに定例記者会見を国会内で開いた。

 日吉雄太議員が国対委員長代理に就いたことを冒頭で報告。先に即位された新天皇陛下に祝意を表明するとともに、上皇、上皇后両陛下には平成の30年間にわたって全身全霊で国民に寄り添い、象徴としての務めを果たされてきたことに深く謝意を表した。

 大津市で2人の幼い命が奪われるという痛ましい事故が起きたことに触れ、「亡くなった方のご冥福をお祈りするとともに、こうした事故が二度と起きないように国会としても立法、制度改正に取り組んでいく」と強い決意を示した。

 連休中の中東情勢や米中貿易戦争の動き、さらには不透明な国内の経済動向に懸念を示し、国会としては速やかに予算委員会や党首討論を開き、しっかり議論する必要があると指摘。政府・与党に対して、逃げることなく国民への説明責任を果たすよう求めた。

 また、同日午後に山井国対委員長代行らが「毎月勤労統計調査の共通事業所の実質賃金変化率の算出等に関する予備的調査要請」を衆院事務総長に提出すると表明した。

※記者会見の中継動画はこちらからご覧になれます。