玉木雄一郎代表は1日、昨年7月に豪雨災害により大きな被害を被った岡山県の総社市、倉敷市を約1年ぶりに訪問した。両市の担当者から現状についてヒアリングし、地元住民の方々と意見交換。復興状況を確認するとともに引き続き取り組むべき課題等について話を聞いた。山田雅徳総社市議も同行した(写真は朝日アルミ産業爆発事故現場を視察し説明を受ける玉木代表)。
総社市では総社西仮設住宅、朝日アルミ産業爆発事故現場、高梁川改修工事を視察した後、下原地区住民との意見交換・総社市担当者からヒアリングを行った。地元の墨彩画家・枝松國明氏による「災害復興墨彩画展」を見学後、下原地区内を視察した。倉敷市では真備町地区内の復興状況、4月21日にオープンした「復興商店街」、小田川決壊箇所の復旧作業状況を視察した。
視察後に出席した国民民主党岡山県連定期大会でのあいさつで玉木代表は、来場者に豪雨災害のお見舞いを述べた上で、「1年前の視察当時と比べれば、落ち着いた状況となっていたが、今なお厳しい生活をしている方たちがいらっしゃる。国・県・市が一丸となって、災害・復興対策を加速していかなければならない」と語った。また、家を建て替えないといけないと訴えた地元住民の方との話を紹介。10月から予定されている消費税増税が被災者の方たちに大きな影響を与えることに懸念を示し、家計第一の経済政策を打ち出していくと語った。
視察終了後、玉木代表は記者団から岡山選挙区での対応を問われ、立憲民主党公認候補予定者への支持を表明し、「野党がバラバラでは勝てない。野党統一候補を全力で応援していきたい」と参院選への意気込みを語った。