国民民主党山形県連2019定期大会

 玉木雄一郎代表は10日、山形県米沢市を訪問。国民民主党山形県連2019定期大会に出席後、参院選に向けた決起集会に総合選対本部長の舟山康江参院議員とともに出席し、芳賀道也(はが・みちや)参院選推薦候補予定者を激励した。

 党山形県連2019定期大会では、玉木代表、若松正俊山形県副知事、舟山参院議員、小口裕之連合山形会長代行があいさつした。玉木代表は会場に集まった大勢の来場者たちに統一自治体選挙の報告と参院選に向けて決意を語り、引き続き国民民主党の政策への理解を求めた。

参議院選挙必勝決起集会

 玉木代表は、政府が「公的年金だけでは満足できる老後の生活水準に届かない可能性がある」と正式に認めたとことが、「どれだけ国民の老後への不安を大きくしたか」と政府の無責任な姿勢を断じた。その上で、年金制度改革と不公平な税負担の是正が必要だとし、「真面目に働いている人たちに寄り添う制度に変えていかなければならない」と訴えた。参院選を「地方がないがしろにされている。地方のプライドを守る戦いだ」とし、30年以上山形放送アナウンサーとして発信し、地域を理解している芳賀参院選候補予定者への期待を語った。

 総合選対本部長の舟山参院議員は消費税増税をできないほど経済が悪化していることに触れ、「与党のアベノミクスの失敗をただすのが今回の参院選だ」と訴えた。「国民民主党は代表をはじめ地方を大事にする政党だ。地方創生と言いながら地方の声を聞かない政治を変えていかなければいけない」と訴えた。

 芳賀道也参院選推薦候補予定者は、参院選に立候補を決意した理由として「今の政治はおかしい。なんとがさんなねと思ったから」と語った。子どもの貧困問題を取り上げ、「共に助け合い支え合い、一人ひとりを幸せにする当たり前の政治を取り戻さなければならない」と広がる格差・貧困に歯止めをかける決意を語った。

芳賀道也参院選推薦候補予定者を激励する玉木代表

芳賀道也参院選推薦候補予定者を激励する玉木代表