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 玉木雄一郎代表は22日、石川県金沢市で行われた国民民主党石川県連定期大会に出席し、参院選石川県選挙区公認候補者の田辺徹(たなべ・とおる)さんを激励した。

■玉木代表あいさつ

 夏の参院選挙は大きな政治の変わり目だと言う玉木代表は、明確な争点は年金だと語った。年金に4つの隠ぺいがあると述べ、(1)金融庁の報告書を麻生大臣が受け取らないこと(2)年金財政検証を参院選前に出さないこと(3)GPIFの昨年1年間の運用成績も参院選前には出さないこと(4)財政制度審議会の答申に当初は今のままでは年金水準が低下すると書かれていたのが削除されて報告されたことーー等をあげた。玉木代表は、「大事なことが隠されて、消費の減退を生み日本が経済成長しない要因となる。この流れを変える先頭に立っていきたい」と力を込めた。

■田辺徹参院選石川選挙区公認候補者

 現政権下で庶民をいじめる経済政策が横行していると言う田辺さんは、「アベノミクスよりヒトのミクス」と訴え、今年の経済状況で消費増税をしてはダメだと語り、家計第一の政策で石川県から大きなドラマをつくっていきたいと意気込みを示した。

田辺徹公認候補

田辺徹公認候補

■玉木代表ぶら下がり会見

 終了後に記者団からの取材に応じた玉木代表は、安倍総理が「参議院選挙で憲法を議論する政党かしない政党か、を問う」としていることについて「幹部発言などで議論する環境を作ってこなかったのは与党。国民民主党は国民投票法改正案も国会に提出しており、議論する準備はできている」と語った。