玉木雄一郎代表


国民民主党代表
玉木雄一郎

 本日、参議院選挙がスタートしました。国民民主党は「家計第一」を掲げて、この選挙を戦ってまいります。また、現在の一強体制に楔を打ち、緊張感のある国会を取り戻すため、全力で勝利を目指していきます。

 アベノミクスがスタートし6年半が経過しましたが、国民の暮らしは一向に良くならず、地方の衰退は止まりません。今こそ、企業起点の経済政策を根本から改め、家計を出発点に経済の好循環を生み出す経済政策に転換すべき時です。国民民主党は、今回の選挙で「家計第一の経済政策」を掲げ、児童手当拡充、家賃補助、そして低所得高齢者に対する最低6万円(年額)の上積み給付などの具体的な提案を行っていきます。また、地方についても乗り合いタクシーの活用、農業戸別所得補償の復活・拡充により、地域住民の暮らしや文化を守っていきます。

 今回の選挙のもう一つの大きな課題は、政治の在り方です。昨年の森友・加計問題、そして今年の厚労省統計不正調査など、長期政権のおごりの下で、隠ぺい、改ざん、忖度が蔓延しています。聞かれたことに答えない、不都合な真実は見ない・出さない、お友達を優遇する、といった政治文化を一掃し、正直な政治、偏らない政治を取り戻す最大の機会がこの選挙だと考えています。

 経済政策の転換のためにも、政治の在り方を正すためにも、より緊張感のある国会が必要です。政府が正確な資料を国会に提出し、閣僚が真摯に答弁し、そして建設的な議論を通じて時代に合った政策を練り上げる、こうした健全な国会こそが国民の望むものであり、私たちが目指すものです。

 これを実現するため、国民民主党は全党一丸となって選挙を戦っていきます。是非とも、全国で活動する国民民主党の候補者の訴えに耳を傾けてください。皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。

以上

PDF「20190704【代表コメント】「家計第一」を掲げて、参院選を勝利する」【代表コメント】「家計第一」を掲げて、参院選を勝利する