さいたま市・大宮駅前で演説をする玉木代表

 玉木雄一郎代表は17日、さいたま市を訪れ、参院埼玉県選挙区の宍戸千絵(ししど・ちえ)公認候補が大宮駅東口で行った街頭演説で大島敦副代表、小宮山泰子総務副会長とともに応援のマイクを握った。

 宍戸候補は、現在の介護のあり方について、自身の経験も踏まえて、「働きながら介護をしなければならず、生活もただ苦しく不安になるだけの制度になってしまっている」と述べ、「何とか変えなければならない」と思い立候補を決意したと強く訴えた。「埼玉県選挙区で唯一の女性候補として、また労働者としての立場から、今の間違った壁を壊し、国民を守る新しい政治を宍戸千絵にどうかつくらせて欲しい」と有権者に訴えた。

 玉木代表は、「全てを自己責任に押し付ける政治から、助け合い分かち合う政治に変えていかなくてはならない。必死にがんばっても報われない人もたくさんいる。その人たちに手を差しのべるのが政治であり、当事者として働きながらの介護の困難さを体感した宍戸候補をどうか応援してほしい。皆さんの経済生活を変える新しい国民民主党の政策に力を貸してほしい」と強く訴えた。

集まった聴衆に訴えかける宍戸候補

集まった聴衆に訴えかける宍戸候補