参院選挙戦最終日の20日、全国各地を回る応援演説の2カ所目として名古屋市を訪問した玉木代表。繁華街のデパート前で行われていた参院愛知県選挙区の大塚耕平公認候補の「街頭予算委員会」トークライブに参加した。野田佳彦元総理、古本伸一郎衆院議員、大塚候補らと、日本の財政問題などについてトークを繰り広げた。大村秀章愛知県知事や河村たかし名古屋市長らも参加する場面があった。
白川通大津交差点スクランブル交差点前の路上で突然始まったトークライブ。本物の予算委員会のように、事前にテーマを選ばずに進行し、日本の科学技術の密かな衰退の進行、悪化する日本の財政、年金問題、経済格差、報道の自由といったさまざまなテーマに議論が及んだ。
日銀出身の大塚候補は、自ら持ち込んだパネルを用い、日本が直面する財政危機について路上解説。現在の超金融緩和政策と日本政府の財政悪化と戦後日本のハイパーインフレーションの類似性を指摘し、アベノミクス後の金融政策のかじ取りについて、玉木代表に水を向けた。玉木代表は「やはり金利を少し正常化しないと。今の超低金利ないしマイナス金利だと、国債をいくら発行しても大丈夫ということになってしまい、財政に甘えが生じる。ある程度金利を正常化すると、金利が1%に戻るだけでも約15兆円ほど家計に潤いが戻るだろう」と応じた。
大塚候補が6月にお披露目した「民主主義怪獣デモクラシー」の着ぐるみも参加する中、通りがかった人々から、写真撮影や握手を求められる場面も度々あった。
- ライブ中継の様子
https://twitter.com/DPFPnews/status/1152418192012107776 - 「民主主義怪獣 デモクラシー」
https://ohtsuka-kohei.jp/activity/apv-democracy-release.html