玉木雄一郎代表がマイク・モチヅキ氏と会談

 玉木雄一郎代表は14日党本部で、ジョージ・ワシントン大学教授で政治学者のマイク・モチヅキ氏と会談し、その後記者団からの取材に応じた。

 玉木代表はモチヅキ氏と日米関係、日中関係、沖縄基地問題について意見交換したと述べ、「日米関係を重視しつつ、アメリカの判断だけに追随するのではなくて、環境問題やあるいは地球温暖化の問題などアメリカや中国だけでは必ずしも世界のリーダーシップを取れない問題について、日本がしっかりとリーダーシップを発揮していくという立ち位置が重要なのではないかということで考えが一致した」と説明した。

 モチヅキ氏は沖縄県の玉城デニー知事主催の会議にも出席しており、「辺野古の軟弱地盤の問題にも大変理解があった」とし、「果たして本当に今のままでいいのかという問題認識については、われわれ国民民主党と同じ考えだった」と語った。そのうえで、「与野党の議員が新たな考えがあるのであれば、しっかりまとめてアメリカの当局側に働きかけていくのも必要ではないかというアドバイスをいただいたので、これからしっかりと沖縄基地問題や地位協定の問題の議論を深めたい」と意欲を示した。

 15日に予定されている立憲民主党の枝野幸男代表との会談の趣旨を問われると、5日に立憲側からの呼びかけで党首会談を開いて統一会派の呼びかけがあったので、「党首会談でお返しするのが礼儀だ」と述べた。両院議員総会や全国幹事会・自治体議員団等役員会議で集約した意見や考えを説明する考えを示した。

会談後の取材に応じる玉木代表

会談後の取材に応じる玉木代表