全国戦没者追悼式

 玉木雄一郎代表は終戦から74年となる15日、東京・千代田区の日本武道館で行われた令和初となる「全国戦没者追悼式」に出席し、天皇皇后両陛下や安倍晋三総理ら多くの参列者とともに、先の大戦での戦場で倒れ、あるいは原爆、空襲、沖縄戦などの戦禍に巻き込まれた合計約310万人の戦没者を追悼して黙とうと献花を行った。

 式典終了後に玉木代表は、「私たちは今、令和の時代を生きているが決して先の大戦の、おびただしい数の犠牲を忘れてはなりません。新しい時代になってもこの戦争の記憶を風化させてはなりません。私たちがしっかりと次の世代に受け継いでいかなければなりません」「たくさんの遺骨がまだふるさとに戻っていません。政府は厚生労働省を中心に遺骨収集作業を進めているがまだふるさとに帰ることができない多数の遺骨があります。私も硫黄島に行って遺骨収集活動に携わったことがあるが、まだ戻らないままになっている遺骨が世界中にあります。こうした遺骨の収集活動についても責任を持って進めていくこと、与野党を越えて行っていきたいと思います。あらためて74年目の終戦の日を迎えて、亡くなられた多くの魂が安らかであることを祈りつつ、あらためて恒久平和を祈ります」と語った。

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献花する玉木雄一郎代表ら各党党首

献花する玉木雄一郎代表(右奥)ら各党党首