玉木雄一郎代表は23日朝、前日から開催されている2019年全国青年大会に参加している大学生を党本部に迎え、座間宮ガレイ氏の司会で「若者と朝から大討論会」と題して、事前に集めたアンケートをもとに1時間強にわたって意見交換を行った。
意見交換で「聞いてみたい」という声が一番多かった「投票率を上げるためにはどうしたらいいのか」という質問に玉木代表は、「候補者は、自分の代わりに行動したり意見を言ってくれる『アバター』であり、近い世代であったり、共感できる候補者がいれば若者世代も投票率が上がる。野党にとっては投票率は大変大事で上がらなければ勝てない」と発言。また「地域事情もそれぞれ違いがあるが、日々の積み重ねでどれだけ印象を残すことができるか、インパクトを与えることができるかという、候補者としての認知度アップが必要不可欠である」と、地道な地域での活動が一番重要だと語った。
さらに「韓国との関係が冷え込んで打撃をうけている日本経済への対策・方法」についての質問については、「日韓関係は隣国であるということも踏まえ、北朝鮮や中国、ロシアなどの国々との関係に対しても、日米韓の連携は戦略的に極めて重要であり、わが国と地域の安全保障に必要不可欠で、関係は維持すべきである。安全保障の問題や貿易上の観点でもこじれてしまった。両国の首脳間で話をしなければエスカレートし、悪化するばかりで経済的にも安全保障にも影響を及ぼしはじめている」との見方を語った。
「政権をとるために何をするのか、決意を聞きたい」という質問には、「私は政権を取るために政治家になった。その理由として、権力がなければ新しい、自分たちが目指す社会をつくることができない。緊張感のある政治の体制にしなければ、国民の生活も変わらないままだ」と述べ、未来を担う学生たちに未来志向の政治を実現していきたいと訴えた。