ぶらさがり記者会見

 玉木雄一郎代表は30日、10年前の今日が衆院総選挙で自民党から民主党へと政権交代した日に当たることから、当時への思いや今後の展望について記者団に語った。

 「あれだけの期待をいただいて、実現できた政策もあるが、結果として裏切ってしまったことについては真摯(しんし)な反省とおわびが必要だと思う。もう一度、政権交代可能な緊張感のある政治をつくり出さなければいけないという思いを新たにしている」と述べた。

 今後については、「これまでは野党に転落して反省と模索の7年間だった。次世代与党に向けた準備の期間に入っていかなければならない。『改革中道』というポジションで結党したし、政権を取るためにはこのポジションしかないと思う。政策を磨き次の政権交代につながっていくための準備を始めていきたい」と意気込みを示した。