基幹労連大会であいさつする玉木代表

 玉木雄一郎代表は6日、基幹労連(神田健一中央執行委員長)が大阪市内で開催した第17回定期大会に出席し、連帯のあいさつを行った。

 玉木代表は、大会への祝意と先の参院選におけるご支援ご協力に謝意を表し、基幹労連支援の田中ひさや氏(参院比例選の党公認候補)が惜敗されたことには党を代表してお詫びを述べた。続いて、国会の中で立憲民主党や社保の会と統一会派を組み、強力な構えを作って10月からの臨時国会に臨みたいと報告。その会派構成にあたり3点を心にとどめておくとして、「1つは何のために力を合わせるのかその大義を国民の皆さんに示すこと。私は働く者、生活者のために家計を第一に考える経済政策に変えることが大事であり、将来不安を感じない、安心して働ける社会を作るためにもう一度力を合わせていきたいと考えている。2つ目には、国民民主党は改革中道を綱領に掲げて結党した党。右に左に偏らず、産業政策を重んじ、働く者や生活者の立場に立つ。この立ち位置を曲げることなくしっかり守り続けていきたい。そして3つ目は丁寧なプロセスだ。ご支援頂いている皆さんとも意見交換しながら、これからの野党の在り方を決めていきたいと思っている」と述べた。結びに、「もう一度、緊張感のある政権交代可能な政治を作れというのが歴史の要請で、国民皆さんの要請だと固く信じている。困難な時期だが、必ずやもう一度働く者、生活者の立場に立った政治を実現するため、皆さんと力合わせ心合わせして全力で取り組んでいきたい」と決意を表した。

大会には基幹労連国政フォーラム代表の柳田稔参院議員と同フォーラム幹事長の岸本周平衆院議員も出席した。

基幹労連第17回定期大会

基幹労連第17回定期大会