玉木代表ぶら下がり会見

 玉木雄一郎代表は4日、第200臨時国会初日の衆院本会議終了後に、国会内で記者団からの取材に応じた。玉木代表は、党が提出している国民投票法改正案を成立させる意気込みを示した。

 安倍総理の所信表明演説について所感を問われると、「全く熱を感じなかった。政治家にとって一番大切なのは情熱だ」と述べ、「いったい何を成し遂げたいのか。本質に迫る議論をぜひやらせてほしい」と力を込めた。

 安倍総理が憲法改正議論に意欲を示したことに対し、国民民主党の憲法改正議論への対応を問われると、「国民民主党は国民投票法の改正法案を提出しており、しっかり議論して成立させたい」と語った。具体的には、国民投票運動をする団体に外国人が献金することが規制されていないことなど、現行法には抜けが多いことを指摘した。そのうえで、「保守派を名乗る方や右を名乗る方々にも、むしろわが党の国民投票法案の中身についてご理解いただき、成立に協力してほしい」と呼びかけた。

 日米貿易協定についてどのような議論をしていくのかという質問に対しては、与党時代から自身がTPPや農業問題に取り組んできたことを紹介し、「その間の経緯が頭に入っているので、厳しく論戦を挑みたい」と強調した。