7日午後開かれた与野党国対委員長会談

 自民党出身の大島理森衆院議長が5日、国民投票法改正案をめぐり「臨時国会で合意を見つけてほしい」と発言し、今国会での成立を促したことに、野党側は強く反発。7日午前中に予定されていた衆院議院運営委員会は開かれず、午後になって与野党国対委員長会談が開かれ、今後の国会運営について協議した。

 この会談で与野党は(1)自民党出身の大島議長がこのように議長としての公正性・中立性を損なう態度をとっては国会運営全体がうまくいかないので互いに注意する(2)「国会審議が始まる前に特定の法案について言及するのはふさわしくない」という野党側の考えを自民党側に伝える――等の点を確認し、野党側はこの後の本会議開会に同意した。