玉木雄一郎代表は30日、部落解放同盟などでつくる実行委員会が東京都内で開いた2019年度部落解放・人権政策確立要求第2次中央集会に出席し、党を代表してあいさつした。
玉木代表は「先般、国民民主党は人権確立議員連盟を立ち上げた。あらゆる差別を許さないとの思いで、部落差別解消推進法にしっかりと魂を入れていく。また障害者差別解消法、ヘイトスピーチ解消法、アイヌ民族支援法などさまざまな差別をなくそうという動きがある。包括的な人権救済の制度としての法制度の確立を目指し、党を挙げて取り組んでいく」と決意を述べた。
また萩生田文科大臣の「身の丈」発言に触れ「経済的な条件、地理的な条件について甘んじろという押しつけるような態度が究極的な差別につながるのだと考える。個人の努力では何ともしがたいことに対してしっかりと手を差し伸べて、差別や格差を解消していくことが国家・公の役割ではないか。弱い立場や光の当たらない方々にしっかりと光を当てて、人権確立に向けて努力をしていく」と連帯のあいさつをした。