全日本海員組合の定期大会であいさつする玉木代表

 玉木雄一郎代表は6日、全日本海員組合が香川県高松市で開いた第80回定期全国大会に出席し、あいさつした。

 玉木代表は冒頭、自身の地元である香川県での開催に歓迎の意を表し、今年4月の統一地方自治体選挙での支援、そして7月の参院選挙では国民民主党の公認・推薦候補、特に広島県選挙区では森本真治参院議員に絶大なご支援をいただいたことへ謝辞を述べた。そのうえで「海員組合が掲げている『海員不戦の誓い』について私たちもあらためて確認し、民間船員を予備自衛官補に採用しようとする動きには反対していく」と述べた。また「海運業や水産業では人員確保、後継者不足が問題だ。水産高校に通う学生は高校生全体の0.3パーセント、教員は0.4パーセントしかいない。人材を育成しなければこの産業は立ち行かなくなる。人材確保、後継者不足解消のため、練習船や学校施設の拡充、教員確保のためにきちんと予算付けしていくことが必要となってくる。この課題には党派を超えて取り組んでいきたい」と連帯のあいさつした。

全日本海員組合第80回全国大会

全日本海員組合第80回全国大会