20191113 代表会見

 玉木雄一郎代表は13日、定例の記者会見を国会内で開いた。「台風19号の発生から1カ月が経過した。被災された方のきめ細やかな支援を継続していきたい」と述べた上で、災害の被害額を確定し、速やかな補正予算編成を政府に求める考えを示した。

 総理主催の「桜を見る会」については、民主党政権では1度だけ開いた際、各議員に4人の推薦枠があり、内閣府が招待者名簿を公開するという前提で提出を求められたと説明。当時と比較して、「現政権による『桜を見る会』の規模と質は異質だ。しっかりと事実関係を明らかにしていく。安倍総理の場合は収支報告書に後援会の旅行が記載されていないのではないか。かかった経費の一部しか負担を求めていないとすれば差額買収の恐れがあるなど多岐に論点がある。これらを一つ一つ明らかにしていきたい」と述べた。

 また「こくみんうさぎ」のグッズ販売を開始したと報告。党内外からの要望に応えたもの。第一弾として、「こくみんうさぎTシャツ」(1650円)、今月中に「こくみんうさぎぬいぐるみ」、来月には「こくみんうさぎキーホルダー」を販売開始予定。売上の一部を被災者支援、骨髄ドナー登録活動などに寄付する考えを示した。

 「家計第一」全国ツアーの第1回目を11月18日(月)に大阪で行うと報告。「国民民主党を中心とする各自治体の地方自治体議員が大阪に集まる自治体議員フォーラムの開催とコラボして、全国ツアーをスタートする。目玉は私たちの考える経済政策。家計第一の経済政策、消費を軸とした好循環がこれからの経済に必要だと訴えていきたい。また、若者を徹底的に支援していく、わが党の立ち位置を明確に出していく。人口が減っていく中で、20代の若者たちにさまざまな負担が生じる。この現状を変えていかないと、日本の明るい未来はない」と意気込みを語った。