野党国対委員長連絡会

 国民民主党など野党の国会対策委員長は27日、総理主催の「桜を見る会」をめぐり、公的行事の私物化、公職選挙法や政治資金規正法違反の疑惑にとどまらず、反社会的勢力の同会への入場、さらには悪質なマルチ商法で7000人もの被害者を出したジャパンライフ元会長の招待が明らかになったことを受け、「桜を見る会」追及本部や国会審議で徹底的に真相究明していくことを確認した。

 終了後、記者団の取材に応じた原口一博国対委員長は、反社会的勢力が入場していた問題で「暴力団対策法や都条例で国を挙げて暴力団排除を行ってきた。ところが、反社会的勢力がどのように入ったかを(政府が)検証できていないというのが現状だ。皇族や各国大使もお招きしている中で、このような状況は看過できない。追及本部で警察庁を呼んで詳しく検証していく」と語気を強めた。