センター内の食堂を視察
 

 国民民主党政務調査会の厚生労働部門長の大西健介衆院議員など共同会派の国会議員は2日、山梨県笛吹市にある「健康科学大学 産前産後ケアセンター ママの里」を訪問。センター内を視察するとともに、センターからヒアリングを行った。

 同センターでは、産後4カ月までの母子が宿泊し、24時間助産師のケアを受けられる宿泊型産後ケア事業、助産師による24時間の電話相談事業、産前妊婦の宿泊事業、個別相談、健康教室などを行っている。石和温泉の源泉をいかして、足湯やジャグジー付き温泉があり、ゆっくり体を暖め、疲れも癒すことができるようになっている。
 ヒアリングの冒頭、大西衆院議員は、産後ケアセンターを増やしていきたいという想いを語るとともに、11月29日に成立した産後ケア法案の「基準を国がつくっていくにあたって、こういうところはこうすべきだという示唆を頂ければと思っている」と訪問の目的を語った。
 センターからは利用の実態について、利用対象者は子育てへの不安、心身ともに強い疲労感があり、身近に支援者がいない等の母親が多い、利用後の満足度は非常に高い、出産を扱う医療機関の産後ケアとは違うと評価する利用者の声も聴かれるといった説明がなされた。
 また、センターは運営費を利用料収入のみで賄っており、利用の状況の多寡に運営費が左右されるため、安定した経営が成り立たないこと、運営に係る人件費、物件費、維持費等に充てる助成制度がないことといった課題を数多く抱えているとの説明とともに、継続的な安定経営に向けた支援制度が必要であるといった要望を受けた。産前産後ケアセンターを普及させるため、さらなる取り組みが求められている。
センターからのヒアリング

センターからのヒアリング