20191219

 国民民主党など主要野党は19日、第17回総理主催「桜を見る会」追及本部ヒアリングを国会内で開催し、内閣府、消費者庁、警察庁よりヒアリングを行った。原口一博国対委員長は、「内閣府は予算の支出について、財務省と相談しているのではないか。「桜を見る会」の前夜祭と「桜を見る会」の両方に公費が支出されているとしたら、あり得ないことだと思う。だからこそ領収書、明細書を出してほしい。」とあいさつした。
 内閣府は「桜を見る会」の前夜祭は総理の公務にあたらず、安倍晋三衆議院議員の活動だとの認識を示した。
 ヒアリングに参加した田辺よし子下関市会議員は、「桜を見る会」の前夜祭に招待された参加者850人は「政府から招待されたと思っていた」と認識していること、「桜を見る会」に事実上、下関市議枠があったこと等を説明した。
 また、全国ジャパンライフ被害弁護団連絡会代表の石戸谷豊弁護士は、安倍総理は、長年悪徳商法を展開してきた山口隆祥氏を招待した経緯について被害者に対し、誠意をもって、説明すべき等とする「ジャパンライフ問題の事実解明と法整備を求める声明」を読み上げた。
 原口国対委員長は内閣府に、12月23日に予定している参院内閣委員会への回答について、書面での回答をあらかじめ要求した。