与野党の国対委員長が10日、国会内で会談し、与党は通常国会を20日開会で政府4演説を行う方針を野党に伝えた。国民民主党からは、国民の負託に応え、行政監視機能と立法機能をさらに強化する国会にすること、災害対策のための補正予算には災害一括交付金を導入すること等を提案した。
野党会派の立国社としては、自衛隊の中東派遣は年末の閣議決定時と状況が変わっていることもあり強く反対すること、IR推進法・整備法の廃止法案を提出するので審議してほしいこと、「桜を見る会」の招待者名簿を行政文書の管理簿に不記載にしていた問題がなぜ起きたのかを徹底追及する方針を伝えた。
そのほか、憲法審査会の運営については、与野党が合意したうえで開会し、多岐にわたる論点を丁寧に審議することを求めた。