国民民主党など主要野党は16日、第23回総理主催「桜を見る会」追及本部ヒアリングを国会内で開催し、内閣府、内閣官房、消費者庁よりヒアリングをおこなった。
原口一博国対委員長は省庁出席者に対して、15日の野党国対委員長連絡会で内閣府のトップである菅官房長官の責任を徹底的に追及していくことで一致したと伝えた。その上で、「昨日、菅官房長官が会見で『文書管理者である課長が、文書管理をしっかり指導監督すべきだったが、十分ではなかった』と発言したのはみなさんへの責任転嫁だ。公文書管理の違法を認めつつ、このような発言をする菅官房長官は責任を果たしていない。安倍総理と菅官房長官の責任を徹底的に追及していく」と述べた。
参院予算委員会理事懇に出席した立憲民主党の蓮舫参院議員から、内閣府から提出された資料が「白塗り」で文字を消されていたため、抗議を申し入れたとの報告があった。
奥野総一郎国対委員長代行は「文書の『白塗り』加工は違法であり、懲戒の対象となるのではないか」とただした。