国民民主党など野党の国会対策委員長は24日、野党国対委員長連絡会終了後、記者団の取材に応じた。原口一博国会対策委員長や安住淳・共同会派国対委員長らは予算委員会の審議日程について「自民党が職権で合意なく審議日程を決めたのは大変遺憾だ。予算委員会の理事懇談会で3日間の審議日程をお願いしたが、合意ができていない。これだけ額の大きい補正予算であり、それに『桜を見る会』の問題、IR、ここにきて河井議員夫妻の問題などが山積し、集中的な審議が必要だ。本予算の審議は2月3日以降でないとだめだ」と述べ、自民党と交渉していく考えを示した。
原口国対委員長は、新型コロナウイルスについて「WHO(世界保健機関)によると感染力は強いが、重篤とまでは言えないというような状況。水際対策が効きにくい。考えうる最悪の事態を極小化するためには今が大事。政府に万全の対策を早急に打つように要請をしていくことで一致した」と語った。
22日の衆議院本会議で、国民民主党の玉木雄一郎代表が選択的夫婦別姓の導入を求める質問をした際、自民党議員からとみられる不適切なヤジがあった件について質問が及ぶと、23日の衆議院議院運営委員会の理事会で、野党側は発言した議員を確認するよう求め、27日に自民党が回答する予定と答えた。