2月5日総務会

 国民民主党は5日、第81回総務会を党本部で開催し、地方ブロック代表幹事、地方自治体議員団役員等が参加した。

 冒頭、新型コロナウイルス対策本部の本部長をつとめる玉木雄一郎代表より、先月30日に政府に緊急対策の申し入れを行い、指定感染症の政令施行が今月7日から1日に前倒しされたこと、武漢からのチャーター機の費用を政府が負担すること、チャーター機での帰国者は原則全員検査を受けることなどを政府が聞き入れ、実現したとの報告があった。地方議員からは「旅行者の減少で観光消費の損失が大きい」「中国との取引がある中小企業で大きな損害が予想され、自治体の支援には限度があるので国の支援が必要だ」などの声があがり、今後は地方組織と連携しながら情報収集、対策の検討をおこない、政府に対応を求めていくことを確認した。

 平野博文幹事長より、党大会提出文書について昨年12月25日に代表・幹事長に一任されていたが、党大会の延期を受けて加筆・修正したとの報告を受けた。また、小宮山泰子大会実行委員長より定期大会の開催概要について報告を受けた。

 平野幹事長より、2019年度補正予算の参院本会議の採決において総務会の議決に反した増子輝彦参院議員、羽田雄一郎参院議員に対し、党規約及び倫理規則に基づく措置を行うとの提案があり、承認された。なお、この措置の決定を受けて増子議員から役職辞任の申し出があり、代表・幹事長がこの申し出を受けるとの報告があった。