20200213

 国民民主党など野党の幹事長・書記局長は13日に国会内で会談を行い、12日の予算委員会の安倍総理による野党議員へのやじを受けて、今後の対応について協議を行った。会談には国民民主党から平野博文幹事長が出席し、原口一博国対委員長が陪席した。

 会談終了後、立憲民主党の福山哲郎幹事長が記者団に、「昨日の予算委員会における、安倍総理の辻元清美議員への『意味のない質問だ』というやじをはじめ、数々の発言は、議会制民主主義を冒涜(ぼうとく)するものである。議員としての懲罰事犯に値する。また、予算の審議を要請している行政府の長としても看過しがたい態度である。今後、与野党の国対委員長の協議の行方を見守るが、本日午前中のうちに明確な回答がなければ、野党は本日午後、安倍晋三衆院議員に対する懲罰動議を提出する」方向で一致したと説明した。