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 国民民主党 をはじめ野党4党と1会派は17日朝、大島理森衆議院議長に国会会期を12月28日まで190日間延長することを申し入れた。

 原口一博国会対策委員長らは、大森衆院議長を国会内に訪ね、「本会期も本日を以って終了いたしますが、新型コロナウイルス感染症対策に対し万全の対策を講じるため、会期を6月18日より、12月28日まで194日間延長せられるよう議長においてお取り計らい願いたく、申し入れます」とする、各党・会派幹事長・書記局長名の申し入れ書を手渡した。

 申し入れ後、原口一博 国対委員長は「歴史的、未曾有の危機にある中で、国会を閉じるわけにはいかない。この国会で審議した昨年度の補正予算、今年度の本予算と2件の補正予算で合わせると約300兆円を超える。この巨額な予算の執行をしっかりおこなわなければいけない」と述べた。

 その後、野党は衆院議院運営委員会に「第201回定海について194日間の会期延長を求める動議」を提出したが、与党の反対により否決された。与野党で閉会中の審議の在り方について協議することとなった。

PDF「第201回常会について194日間の会期延長を求める動議」第201回常会について194日間の会期延長を求める動議