玉木雄一郎代表

 玉木雄一郎代表は16日、立憲民主党からの政党合流の提案を受け党本部で記者会見をおこなった。両党を解党し新党をつくることについては評価し、代表のほか党名も民主的手続きを経て選ぶことや、憲法と経済政策の方向性を共有することを提案する考えを示した。

 玉木代表は今日の午前午後に執行役員会で立憲民主党からの提案について考えを整理し、平野博文幹事長から立憲民主党側へ回答をすることを説明した。

 新しいスタートを切るために両党を解党する立憲民主党の枝野幸男代表の決断には「賛同する」と語った。一方で、「新党名が具体的に明示されたが、せっかく両党を解党して新党を立ち上げるのであれば、代表と同時に党名も新しく選ぼうとわれわれから提案させていただこうと思う」と語った。

 また、新党の在り方については、「昔の政治ではだめだと感じているし、まさにコロナが起こっているので、コロナにしっかり対応できる政治集団でないといけない。気を付けるべきはコロナに対応できるにはどういう政治集団ならば良いのかであり、選挙のために結集するならばそっぽを向かれると思うから、大義や政策が当然大事になってくる。たくさんの人が喜んで集まる環境づくりが大事。より大きな、より多くの皆さんがスタートを切れる提案をしたい」と述べた。